ふじかわきっず通信

《ポリオの抗体保有率が低い年代のお父さん、お母さんにも不活化ポリオワクチンの接種を開始します。》

%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%91%EF%BC%96.gif 2009年に国立感染症研究所が実施した調査によると、昭和50年から52年に生まれた人の「1型ポリオ」の抗体保有率が低いことが判りました。昭和50年生まれで57%、51年生まれ37%、昭和52年生まれ64%でした。他の年代の抗体保有率が80~90%ですので、明らかに差が認められます。 原因としては、昭和49年、50年にワクチンによる?死亡例が報告されたことによる保護者の接種差し控えがあり、接種率が20%ほど低くなったことと、その年にワクチン生産に使用したポリオウイルスの株が弱く、抗体産生の低いワクチンができてしまい、それを使用したのが原因のようです。

        
       

%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%91%EF%BC%96.gif 現在、日本国内ではポリオの発症はなく、生ポリオワクチンも終了しましたので、ワクチンによる感染の危険もありませんが、・・・
未だにインド、バングラデシュ、アフガニスタン、ナイジェリアなどではポリオが流行しています。
昨年は中国北京でも野生株ポリオの集団発生が報告されました。抗体保有が不十分な方が、このようなポリオ常在国へ海外渡航する場合には、ポリオに感染・発症する可能性は否定できません。 そのため、昭和50年から52年生まれの年代にあたる方に不活化ポリオワクチンの接種を推奨しています。(海外渡航予定のあるなしにかかわらず、ポリオ撲滅のために国民の抗体保有率をひきあげることは、国策としてかかげられています。)      
       


%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%91%EF%BC%96.gif 子どもの頃に1回もしくは2回接種していれば追加で1回、初めてであれば6週以上の間隔をあけて2回ポリオの予防接種を受けることが推奨されています。
当院では今回ワクチンの在庫に限りがありますが、40人分だけ確保することができました。接種を希望される方はお電話で予約をお取りください。10月からは水曜日のインフルエンザワクチンの時間帯で同時接種も可能です。スタッフにご相談ください。

2012年9月28日
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