
豊中市緑丘の小児科。予防接種、乳児健診等。
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8月ですね! すっかり更新が遅くなってしまいました。
夏休み真っ只中 子どもたちはルンルンですね。
お母さんたちは・・・げっそり?なんてことはありませんか? この夏大流行の「手足口病」もやっと落ち着き、患者様の数も減りはじめ、ホッとしています。
例年、春から夏にかけて患者様の数が減るのですが、今年は全く減らず、真冬なみの混雑日が続いていました・・・ そのあいだに、いろいろときっず通信の“ ネタ ”をため込んでしまいました。
今回はそのネタを大放出です。
後半には、今年の誕生日の様子や研修医の武鑓先生の画像も満載です。さいごまで楽しんで読んで下さいね。
<ポリオ生ワクチン→ 不活化ポリオワクチンについて>
昭和30年代に、ポリオウイルスによる小児麻痺が猛威をふるいました。政府は、当時のソ連からポリオ生ワクチンを緊急輸入し、乳児全員へ接種したことで、流行は急速に沈静化しました。 以後ポリオ生ワクチンは定期接種化され、最近30年間、野性株ポリオの国内患者はなくなりました。
しかし逆に、ポリオ生ワクチン(弱毒化ポリオウイルス)によるポリオの発症(30万に1人から200万人に1人)が注目され、すでに世界の殆どの国で導入されている不活化ポリオワクチンへの変更の必要性が、国内のマスメディアで何度も報道されました。
それにともない、皆様からの質問(接種要望も)も増えてきました。ただ、不活化ワクチンは現時点で国の認可を受けていないため、接種にはいくつかのハードルがあります。
① 私費で4回の接種が必要
(高額の自己負担と他のワクチンスケジュールとのかねあいや、同時接種の問題)
② 副反応出現時の国の保証がない
③ 免疫の維持期間が生ワクチンに比べ短い
などの問題点もあり、当院では不活化ポリオワクチン開始の準備を進めながら国の対応をみてきました。そして、最近になって、本年度内での不活化ポリオの単独ワクチンの認可と、来年度から3種混合ワクチンに不活化ポリオワクチンを添加した4種混合ワクチンの定期接種導入の情報があり、私費での不活化ワクチンの開始を見合わせています。不活化ポリオの単独ワクチンが定期接種になるかは現時点でまだ不確定ですが、今秋にも政府により上記決定がなされるものと考えています。
<子宮頚がんワクチンについて>
子宮頚がんの全てが、ヒトパピローマウイルスの持続感染で発症することが判明し、初めての癌予防ワクチンが作られました。日本でも今年から公費補助で接種可能になりました。しかし、先行開始した自治体で1-2月に接種希望者が殺到し、国内のワクチンストックが枯渇し、4月開始の自治体(豊中、箕面市等)は、暫く接種できない時期が続きました。その後、7月20日に厚労省からワクチンの確保ができ接種再開可の通達がなされ、当院でも連日多くの中学生および高校1年生の接種を行っています。今回の公費補助の予算有効期限が来年3月末までですが、恐らく来年4月以降も継続可能になると考えています。しかし、「こども手当」が廃止されるなど、政冶が不安定な時期でもありますし、高校1年生の方に限っては、念のため今年の9月末までに第1回目の接種をしておいた方がいいかもしれません。
<今年のインフルエンザワクチンについて>
8月1日にインフルエンザワクチンの接種量の変更が発表されました。従来の小児接種量が諸外国に比べ少ないため、抗体の上昇が不十分と指摘されていましたが、今年からやっと専門家の意見が取り入れられ、以下の接種量と接種間隔になりました。
生後6か月から3歳 0.25ml を2~4週間隔で2回
3歳以上13歳未満 0.5 ml を2~4週間隔で2回
これにより、3歳以上13歳未満の1回接種量が成人と同じになり、尚且つ2回接種で総接種量が成人の倍になりました。また2回接種の間隔が、1~4週間から2~4週間になり、諸外国と同様の抗体価の上昇が望めると思います。
当院は、今年もチロメサール(エチル水銀化合物)を含まない製剤を使用します。尚且つ、最も卵白含有量が少ないインフルエンザワクチンを使用予定です。 今回の1回接種量は、乳児から6歳の子供にとって昨年までの倍以上の接種量になります。従来の接種量でも腫脹が強かったお子さんには、接種後のステロイド軟膏の塗布などの対応が、より必要になると考えています。 今年度の予約開始は9月1日(木)の予定です。
<ロタワクチンについて>
ロタウイルスは、ノロウイルスと並んで、毎年流行する感染性胃腸炎をひき起こす代表的なウイルスです。やっと日本でも5月に、ロタワクチン(ロタリックス)が承認されました。 おそらく今月末の日本外来小児科学会でも、ランチョンセミナー等でトピックスとしてとりあげられるのではないかと予想しています。 しっかり情報収集してから、詳細はまたお知らせします。
<子どもと放射能について>
このテーマは、奥深くとても短い文章では表現できないのですが、今言えることは当初政府が繰り返し言っていた「この程度の線量では、健康に影響はありません」ということが、全く根拠のない戯言であった(あくまで個人的な見解です)ということです。線量は、計り方や場所によって大きく変化します。
私達医療者にとっては“ 被ばく”ということは比較的日常的に遭遇することですが、それでも、福島で報告される“ホットスポット”と呼ばれる箇所の線量は驚くほど高値です。まだ、誰にも知られていないホットスポットが存在するかもしれません。今や福島の現状は「ヒロシマ」や「ナガサキ」と同様に「フクシマ」と表現され世界中の人々に知られつつあります。 今、子ども達の未来を守りたい私達にできることは、冷静に情報を集め、分析し対処することです。幸いにも、大阪のこの地に住んでいる限り直接的な影響はありませんが、できるだけ安心安全な食材を子ども達の食卓に並べてほしいと思っています。高濃度汚染の稲わらを食べさせられた牛のように、知らないうちに内部被ばくをしているということもありえる状況だということを、頭の片隅において生活していくことも必要かもしれません。
それでは、この夏の画像をたくさん載せますね。
今年の誕生日・・・スタッフがケーキを準備してくれました。
プレゼントは毎日使える高級ボールペン!
ありがとう!みんなー!!すなおに嬉しいです!!
でも…? ん? おおっ! ロウソクの年齢が…! 去年より若返ってるぞ~

研修医の武鑓(たけやり)先生が箕面市立病院(大阪大学付属病院)から1カ月の研修に来ていました。 診察に来た子ども達は見慣れない先生に興味津々で…
そんな子ども達と目が合うと“ にっこり ”爽やかな笑顔で診察室をなごませてくれました。

恒例の夏ランチです。 今年のコースは、いつになく品数が多くボリューム満点でした。

なぜだかみんな真顔ですね・・・ ふじかわ小児科のモットー“ いつも笑顔で! ” なんだけど~
あっ、武鑓先生は笑顔でVサインですね!
スタッフにまたBaby 誕生!… さて誰のBaby かな?
美人さんでしょう
昨年の秋に入職した看護師の赤松さんが4月に可愛い女の子を出産しました。美人で評判の看護師でしたから、みなさんも覚えているかと思います。
またこの秋か冬から復職予定です。みなさん宜しくお願いします。
最後に、すっごいプライベート画像ですが・・・先日、高校野球大阪大会の準決勝を観戦してきました。というか・・ 長女がチアリーディング部で炎天下で応援する・・・ というので・・・ ホントに親バカですが・・・ 半分は長女の応援で・・・ 行ってきました。
この日は暑かったけど、野球部も試合に勝って、気分転換にもなり、良かったです。
でも、翌日の決勝戦では、懸命の応援のかいもなく・・・勝ちゲームをひっくり返され、サヨナラ負けで・・・ みんなで“ 大泣き ”したそうです。 「ああ~! 今日は青春したわ!」が帰宅の第一声でした。
現代っ子です。

| 2011年8月03日 |
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