
豊中市緑丘の小児科。予防接種、乳児健診等。
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4月以降、季節外れのロタウイルス腸炎、10年ぶりの百日咳の大流行が終息に向かいつつあります。今は 溶連菌感染症と夏かぜウイルスの流行(手足口病、ヘルパンギーナ)が続いています。 また、高温多湿の季節にピークを迎える細菌性食中毒の子供たちが増えつつあります。 今回は、主として生ものの摂食で罹患する細菌性食中毒についてご紹介します。
食中毒について
食中毒は、主として食物や水分に含まれる細菌やウイルスによって引き起こされる腸炎(嘔吐、下痢、腹痛、発熱‥などの症状)の総称です。
細菌性食中毒は、主としてキャンピロバクター(鶏肉の刺身、生レバーなど)、サルモネラ菌(生卵、生肉など)、腸管出血性病原性大腸菌0-157(生レバー、ユッケなどの生肉に多い)、腸炎ビブリオ菌(魚介類)、ウエルシュ菌(魚介類、肉類、カレーの作りおきなど)などの細菌で発症します。
平成8年、堺市の学童における腸管出血性大腸菌 O-157による集団発生が有名ですが、堺市以外のO-157の報告例でも半分以上が9歳以下の発症でした。このことからも、家族で同じ細菌汚染食品を摂食しても、子供は大人に比べて遙かに発症しやすいことが分かります。
この季節(出来れば冬も)、9歳以下の子どもには、生ものの摂食は避ける(特に生レバー、生卵、生肉)のが親の責任かと考えます。
予防について
食中毒は、病原菌に汚染された食物(水)を摂取しないことにつきます。
① 新鮮な食材を使う
② 菌を増やさない(冷蔵庫は過信しない)
③ 殺菌
が3大原則です。
家庭では、食材の厳選、十分な加熱、まな板・包丁の殺菌消毒し、手洗いを心がけることが大切です。また、外食する場合も、生食は避け、信頼のおける店を利用することが大切です。 ![]()
蛇足ですが・・・
回転寿司が大流行ですが、最高気温が26度を超えると生ものの寿司は取らないという感染症専門家の知人がいます。発展途上国で大量に養殖された魚を冷凍して輸入・解凍するシステムが問題と考えているようです。我が家も月に1回は利用しますが、出来るだけ火の通ったものを摂るようにしています。
| 2008年6月25日 |
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