ふじかわきっず通信

小児科受診と感染予防        (2008 / 2 /16 投稿)

暦のうえでは“立春”も過ぎ春が近いはずなのですが・・・snowman28.gif
毎日寒いですね~ 
先日の大雪の日は、車(軽)で家まで無事帰れるかヒヤヒヤしました。

子供達は、“そんなのカンケーね~”って感じでおおはしゃぎでしたが・・・
あのあと、『雪あそびしすぎて、風邪をひいたみたい』と言って来院された子供さんも何人かいました。


インフルエンザは、大流行というまでにはいかないですが “中流行” という程度です。
インフルエンザ以外で、高熱の出る風邪も流行っています。 たいていは1日か2日で熱がさがることが多いようです。
インフルエンザの場合は、急な高熱が始まって6時間~24時間くらい経過しないと、検査で陽性の判定が出ません。 ですから、高熱が出てもあわてず、よく子供のようすを観察しながら受診のタイミングをはかってくださいね。


毎年のことですが、冬になるとインフルエンザの他に “ウィルス性の嘔吐下痢症” や “RSウィルスやアデノウィルスによる気管支炎(咳き込み、ゼイゼイ)” などの感染力の高い病気が流行し、小児科の外来は大混雑です。


さらに今シーズンは“水痘(みずぼうそう)”の流行も重なり、これからはまた麻疹(はしか)の流行も予想されていて、待合室で病気のキャッチボールをするリスクも高くなっています。


このリスクを少しでも減らすために、当院では、さまざまな努力をしています。さらに、患者さんにも少しのご協力をお願いすることで、より効果的な院内感染の予防ができると考えています。

 

s-man01a.gif  当院の努力

1.定期的な拭き掃除(次亜塩素酸ナトリウムまたはアルコールによる拭き取り)を1~2時間毎に
  行っています。待合室の椅子、ドアスイッチ、ドア取手、トイレ、人気のおもちゃ等、スタッフがこまめ

  に拭き取っています。
2.吐物などの速やかな拭き取り、消毒
3.空気清浄機の設置 ・4台(フィルター清掃も定期的に実施)
4.「あおぞらるーむ(隔離室)」の活用
  発疹が出ている場合や伝染力の強い病気が疑われる場合、または生後まもない抵抗力の弱い乳
  児を感染から守る場合
5.喘息やアトピー、てんかんなどの慢性疾患外来での完全予約制の導入
  (かかりつけ児の受診回数を少なくするため、長期の投薬処方も可能です。ご相談ください。)
6.予約システムの活用による、待ち時間の短縮
7.高熱や咳のひどい児に、マスクの無料配布(マスク着用の推奨
8.待合に患者用 “擦りこみ式手指消毒薬(アルボナース)” を配置
9.待合に空間除菌剤(グレメリン)の設置(2009/5 ~) - これは二酸化塩素ガス(無害)を発生
  し、ウィルスの構造を変化させて感染力を失わせます。


s-man01b.gif  患者さんへのお願い


1.伝染力の強い病気(インフルエンザ、RS、アデノ、みずぼうそう、おたふく、はしか等)とすでに診断
  されている場合や、その疑いがある時に受診する場合は、前もってお電話いただくか、クリニック
  に入る前に必ず受付に申し出てください。

2.下痢便などで汚れたオムツは早めに取り換え、ビニル袋などに密封してからゴミ箱に捨てるか、お
  持ち帰りください。(ゴミ箱内で乾燥して、病原体が空中に飛散するのを予防)
3.予約システムを活用し、逆コールの設定による待ち時間の短縮にご協力お願いします。
  待ち時間が長くなりそうな場合は、駐車場(車内)での待機も考慮しましょう。
4.咳が多い時だけでなく、予防的にもマスク着用をお勧めします。
5.受診後、帰宅したらすぐに手洗い、うがいをしましょう。(指しゃぶりなど、手を口に持っていく癖の
  あるこどもは特に手をきれいにしてあげてください。)
                                                 bd_pencil1.gif 藤川
 

2008年2月16日
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