ふじかわきっず通信

子どもの肥満

最近、クリニックや街中でも、太った子供が多いことに気づきます。文部科学省の報告でも、最近20年間に、肥満児の子供(6歳から14歳)の比率が1.4倍(子供の10.7%)に増加しているようです。


巷では、成人のメタボリックシンドロームが話題ですが、学童期(小学生)の肥満児は、高率に成人の肥満に移行し、生活習慣病などの健康被害を引き起こすことが知られています。小学生の肥満児が30歳台から40歳台になった時に、心臓血管系の病気に罹患する確率が約10倍になるとの報告もあり、小児期からの肥満予防は極めて大切です。


子供の肥満の基準は、(測定体重-標準体重)/標準体重×100%=肥満度 で算出しますが、幼児で15%以上、学童で20%以上が肥満児と考えられます。標準体重は身長から割り出しますが、肥満度20%は、男児で身長120cmで約26Kg、身長130cmで約31Kg に当たります。一度、自分のお子さんの身長・体重を確認してみて下さい。


子供の肥満対策については、良くない生活習慣の改善(家族全体にとっても)が大切です。
食事は、魚と食物繊維を多く摂って塩分を少なめにして、テレビを消して・家族そろって・よく噛んで食べることが摂取カロリーを減らすコツです。おやつも時間と量を決めて、だらだら食べさせないことが重要です。体重は、減らすことを目標にせず、増やさないよう心がける(身長が伸びることで肥満度は改善する)だけで十分のようです。運動は、テニス、水泳、サッカーなど技術を習得すると、長期間喜んでできるスポーツが肥満対策に有効なようです。


子供の肥満は親の責任と言い切る報告もあります。家族全体の健康のためにも、家庭の生活習慣を改めて見直してみることも必要です。


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外来で、百日咳のお子さんが何人か来られています。熱はないが長期に咳が続く場合、嘔吐するほどの咳き込みがある場合など、考慮すべきと考えます。お盆休みで、子供には楽しくもハードな毎日が続くと思いますが、体調にはお気を付けください。

2007年8月08日
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